MCU(Marvel Cinematic Univers)

アルファベット3文字で覚えやすい!
ただ、意味とかよくわかんない!
そんな人のために解説していきます!
MCUとは、10年以上をかけて描かれ続ける、人類を守るために戦う最強ヒーローたちの物語です。ヒーローたちが活躍するアメリカのマンガ「マーベル・コミック」を原作とした実写映画の作品群“マーベル・シネマティック・ユニバース”の英語の頭文字をとり、【MCU】という呼び名で広く親しまれてます。MCUシリーズの特徴であり、物語をさらに盛り上げているのが、全てのストーリーが同一の世界観を共有していることです。MCUは数作品ごとに「フェーズ」という括りでまとめられ、ヒーローたち単体の作品は、各フェーズのクライマックス『アベンジャーズ』を冠する作品へと収束していきます。
MARVEL作品一覧 | フェーズ |
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【アイアンマン】 【インクレディブル・ハルク】 【アイアンマン2】 【マイティ・ソー】 【キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー】 【アベンジャーズ】 | フェーズ1 |
【アイアンマン3】 【マイティ・ソー/ダークワールド】 【キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー】 【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー】 【アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン】 【アントマン】 | フェーズ2 |
【シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ】 【ドクター・ストレンジ】 【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス】 【マイティ・ソー/バトルロイヤル】 【スパイダーマン:ホームカミング】 【ブラックパンサー】 【アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー】 【アントマン&ワスプ】 【キャプテン・マーベル】 【アベンジャーズ/エンドゲーム】 【スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム】 | フェーズ3 |
【ワンダヴィジョン】 【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】 【ロキS1】 【ブラック・ウィドウ】 【シャン・チー/テン・リングスの伝説】 【エターナルズ】 【ホークアイ】 【スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム】 【ムーンナイト】 【ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス】 【ミズ・マーベル】 【ソー:ラブ・アンド・サンダー】 【シー・ハルク:ザ・アトーニー】 【ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー】 【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデースペシャル】 | フェーズ4 |
【アントマン&ワスプ:クアントマニア】 【シークレット・インベージョン】 【ロキS2】 【エコー】 【デッドプール&ウルヴァリン】 | フェーズ5 |
映画【ソー:ラブ&サンダー】映画情報
©2022 MARVEL STUDIOS All rights reserved.
ソー:ラブ&サンダー | |
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Thor: Love and Thunder | |
監督 | タイカ・ワイティティ |
脚本 | タイカ・ワイティティ ジェニファー・ケイティン・ロビンソン(英語版) |
原作 | スタン・リー ラリー・リーバー ジャック・カービー 『マイティ・ソー』 |
製作 | ケヴィン・ファイギ |
出演者 | クリス・ヘムズワース ナタリー・ポートマン クリスチャン・ベール テッサ・トンプソン ジェイミー・アレクサンダー タイカ・ワイティティ ラッセル・クロウ |
音楽 | マイケル・ジアッチーノ |
撮影 | ショーン・マウラー(英語版) |
編集 | メリアン・ブランドン |
製作会社 | マーベル・スタジオ |
配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
公開 | 2022年7月8日 |
上映時間 | 119分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $343,256,830[1] $760,928,081[1] 13億5000万円[2] |
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映画【ソー:ラブ&サンダー】あらすじ

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殆どの生命体が死に絶えたある惑星の砂漠を二人の親子が歩いていました。神ラプーを信仰する一族の生き残りであるゴアは娘のラブと共に最後の生き残りとして彷徨い続けており、食料も水も尽き、ゴアは神に祈りを捧げるも甲斐なくラブは力尽きてしまいます。自身も力尽きようとしていたその時、彼は謎の囁きを聞きつけ、その方向に向かうと緑豊かなジャングルがあり、そこでは神ラプーが神を殺す武器ネクロソードの所持者の討伐を祝して宴を催していました。ゴアはラプーに助けを求めますがラプーは自身の為に死ぬことは当たり前のことであると助けを拒絶します。それを聞き絶望したゴアは信仰を捨ててしまいます。それに腹を立てたラプーに殺されかけるゴアでしたが、その神々への憎しみからネクロソードに新たな所持者として選ばれるのでした。彼はラプーを殺害すると全ての神を殺すことを誓い、神殺し“ゴッド・ブッチャー”として活動を始めます。

これが本作の序盤の導入部分のあらすじなんですが、ゴアはまぁ、なんとも不遇な人物ですよね!信仰していた神がクズって酷い話です!

映画【ソー:ラブ&サンダー】の登場人物/ヒーロー・ヴィラン
映画【ソー:ラブ&サンダー】登場ヒーロー

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ソー

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キャスト:クリス・ヘムズワースさん
北欧神話の雷神《トール》のモデルであり、アスガルド最強の雷神にしてアベンジャーズのメンバーです。エンドゲームでのサノスとの最終決戦後に、ガーディアンズと共に宇宙へと旅立った後、見事にシェイプアップしてかつての体と力を取り戻します。宇宙各地で神々が殺されてることを機にガーディアンズと別れ、再びニュー・アスガルドへと戻り、そこでムジョルニアを手にしマイティ・ソーへと覚醒したジェーンと再会します。
ジェーン・フォスター / マイティ・ソー

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キャスト:ナタリー・ポートマンさん
ソーの元恋人で、今では超の付くほどにまで、世界的に有名になった天体物理学者です。明確な描写や言及は無かったですが、デシメーションの影響で5年間消滅しており、アベンジャーズの尽力によって復活しています。半年前に受けた検査でステージ4の癌と知り、様々な治療を受けているものの効果がない状態です。ふと目に入った北欧神話の本でムジョルニアの力について知り、ニュー・アスガルドを現れます。すると突然、ムジョルニアからマイティ・ソーとしての力を授かってしまいます。その後はニュー・アスガルドでゴアの襲撃に応戦しているソーの前に再び現れます。

ジェーンがソーシリーズに参戦するのは単品では《ダークワールド以来》だっちゃ!エンドゲームでも地味に出演はしてるんだけんども結局はダークワールドの時系列なんだっちゃなや〜
ヴァルキリー(ブリュンヒルデ)

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キャスト:テッサ・トンプソンさん
北欧神話の楯の乙女《ブリュンヒルデ》のモデルであり、アスガルドの女戦士《ヴァルキリー》の最後の一人。サノスとの最終決戦後、ソーからノルウェーにあるニュー・アスガルドの王位を譲られ新国王へと即位した。王としての職務を楽しんではいるが、内心では戦いたいと思っている。ゴアの襲撃を受けて、再びソー達と共に戦いに繰り出していきます。
コーグ

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キャスト:タイカ・ワイティティさん
全身が岩で構成されたクロナン人でソーの友人です。彼もソーと同じく、サノスとの最終決戦後にガーディアンズと共に旅立ちました。本作では、語り手としてソーのこれまでの物語を話す役割も担っています。

毎回お馴染みですが、ワイティティ監督自らがアフレコしてるそうですね!

ピーター・クイル / スター・ロード

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キャスト:クリス・プラットさん
子供の頃に地球から天界人である父エゴに依頼されたヨンドゥ・ウドンタに誘拐され、ラヴェジャーズによって育てられたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダーです。自分と同じように大切な人を喪い、戦いで傷付いたソーにアドバイスを与えてくれます。
映画【ソー:ラブ&サンダー】登場ヴィラン
ゴア

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キャスト:クリスチャン・ベイルさん
全ての神々を亡き者にするため、神を殺す力を宿した呪われた剣《ネクロソード》を手に動き出す、心身ともに傷ついた男です。各星々で神々を殺し回っていることから、《ゴッド・ブッチャー(神殺し)》の異名を持っています。

演じたクリスチャン・ベイルさんは、2012年の映画《ダークナイト ライジング》以来10年ぶりのスーパーヒーロー映画への出演となったらしいっちゃ!
映画【ソー:ラブ&サンダー】ほかの登場人物
ゼウス

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キャスト:ラッセル・クロウさん
ギリシア神話の雷神であり、オリュンポス十二神の最高神です。最強の力を持つ武器《サンダーボルト》を所有しており、同じ雷神であるソーも憧れているうえに色んな影響を受けている存在だそうです。オムニポテンス・シティに集う神々達の中でも絶大な力と影響力を持っているんですが、かなりぐうたらな性格でもあります。ミッドクレジットシーンにて自身を倒しサンダーボルトを奪ったソーへ怒りを露にし、ソーを倒すべく、そして神々の強大さを知らしめるべく、刺客として息子のヘラクレスを差し向けます。

未公開シーンでは、病床のジェーンと二人きりで言葉を交わしている時に実は病室のカーテンに隠れて盗み聞きしており、ソーを外に呼び出し、サンダーボルトは《心で扱うもの》であると伝授していだそうです! 永久の祭壇への同行を問いかけるソーに、ゼウスは《たどり着けるのは純粋な者だけで、わたしは純粋さとは無縁だ》と答える等、良い面もあるという描写があったらしいです!
ラブ

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キャスト:インディア・ローズ・ヘムズワースさん
ゴアの娘です。飢餓により命を落としてしまいます。《永久(とこしえ)》のチカラにより、ある出来事が起きます。その後はソーが親代わりとなり、一緒に宇宙を旅しながら人助けをして暮らしています。不明な点ではありますが、目からビームを放った事から、何かしらの能力を持っていると推測されます。

ソー役のクリヘムさんの実娘だそうです!

映画【ソー:ラブ&サンダー】の感想

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時系列的にはエンドゲーム後のストーリーです。ガーディアンズの船に乗って目的のない旅に出たソーのその後の物語として描かれており、エンドゲームでは見せなかったノリが帰ってきた感じさえもあります。

今作はコミカルさが際立ってるべ!それもあってか、シリアスシーンがより際立っていて、よい対比だっちゃ!
ガーディアンズと別れてからも変わりないノリで終始コミカルに描かれてます。
一方で、シリアスなシーンではシビアに感情の起伏が描写されていて観やすい印象でした。今作では《オムニポテンス・シティ》である目的を達成するためにゼウスに会いにいくシーンが個人的には好みでした。ラッセル・クロウさんの使い方が最高で、ゼウスのサンダーボルトが作中ではキーポイントになってきます。

個人的には今作のメインヴィラン《ゴア》の序盤の物語が辛すぎました..!

神々ってあんなに傲慢なのか!そう考えると前3作でのオーディンとかほんとに神✨王として神として出来過ぎてるぐらい神だったなと感じました!

クリスチャン・ベイルさんの演技が秀逸!”Call The Ax”のセリフがやばいべ!あの一言であそこまで表現できる役者はそんなにいないんでねぇがな!まさに適役!ちなみにエンドゲームでもキャップがストームブレーカー持ってたけどあれはストームブレーカーにはおまじないかけてないから誰でも持てるんだろう。たぶん!
そしてエターニティ。『What IF』のウォッチャー的なシルエットもあり、エターニティへつながる部屋にはセレスティアルズのモニュメントもあり、気になることが盛りだくさんです。個人的にソーが大切な人を失ったことを嘆くよりも新たな大切な生命を守る選択をしたことが今作では1番重要だったんじゃないか感じました。
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