映画情報
インターステラー | |
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Interstellar | |
監督 | クリストファー・ノーラン |
脚本 | クリストファー・ノーラン ジョナサン・ノーラン |
製作 | エマ・トーマス クリストファー・ノーラン リンダ・オブスト |
製作総指揮 | ジェイク・マイヤーズ ジョーダン・ゴールドバーグ キップ・ソーン |
出演者 | マシュー・マコノヒー アン・ハサウェイ ジェシカ・チャステイン ビル・アーウィン エレン・バースティン マット・デイモン マイケル・ケイン |
音楽 | ハンス・ジマー |
撮影 | ホイテ・ヴァン・ホイテマ |
編集 | リー・スミス |
製作会社 | シンコピー リンダ・オブスト・プロダクションズ(英語版) レジェンダリー・ピクチャーズ[nb 1] |
配給 | パラマウント映画 ワーナー・ブラザース |
公開 | 2014年11月7日 2014年11月22日 |
上映時間 | 169分[1][2] |
製作国 | アメリカ合衆国 イギリス |
言語 | 英語 |
製作費 | $165,000,000[3] |
興行収入 | $701,729,206[3] $188,020,017[3] 12億6500万円[4] |
あらすじ
物語の舞台は近未来。巨大砂嵐が日常的に発生する異常気象が世界各地で発生しており、地球規模で植物・農作物の大量枯死が発生。人類は滅亡の危機に晒されていた。元パイロットで農夫として働くクーパー(マシュー・マコノヒー)は自宅の一室で重力波を使用した何者かによるメッセージを受け取り、解読に成功。解読後、座標であることを突き止め、その座標へと向かうことで、物語は核心へと進んでいくことになる。
©2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
キャスト
マシュー・マコノヒーさん
アン・ハサウェイさん
ジェシカ・チャステインさん
ビル・アーウィンさん
エレン・バースティンさん
マット・デイモンさん
マイケル・ケインさん
主要キャストは上記の通りだけど、
以下にはキャストの内訳も
解説していきます!
キャストの内訳
宇宙船クルー
- ジョセフ・クーパー(元空軍パイロットの農夫) – マシュー・マコノヒーさん
- アメリア・ブランド(博士) – アン・ハサウェイさん
- ニコライ・ロミリー(博士) – デヴィッド・ジャーシーさん
- ドイル(博士) – ウェス・ベントリーさん
- 人工知能ロボット:TARS “ターズ” – 声:ビル・アーウィンさん)
- 人工知能ロボット:CASE “ケース” – 声:ジョシュ・スチュワートさん)
- マン(博士) – マット・デイモンさん
地球の人物
- マーフィー・クーパー(マーフ) – ジェシカ・チャステインさん
- マーフ(幼少期) – マッケンジー・フォイさん
- マーフ(老年期) – エレン・バースティンさん)
- ジョン・ブランド教授 – マイケル・ケインさん
- トム・クーパー – ケイシー・アフレックさん
- トム(幼少期) – ティモシー・シャラメさん
- ドナルド・クーパー – ジョン・リスゴーさん
マーフ役:ジェシカ・チャステインさんと
マーフ(幼少期)役:マッケンジー・フォイさんが
クリソツすぎて本人と間違えちゃう!
特徴をしっかりとらえていたり、
作中のいたるところにそういった気配りが
あるからこそ、大ヒットしたんだな~
見どころ
人工知能ロボット:TARSとCASEが劇中では登場しますが、TARSの機能にはレベルが設けられています。
- 正直レベル
- ユーモアレベル
上記2つが代表的で、作中では肝心な場面でユーモアあふれるジョークを切り出してきたり、皮肉を含めた言い回しをしてくるTARS。TARSにギャグ的な要素を放り込んでいるようですが、これこそがノーラン監督のユーモアなのではないでしょうか。
そう思わせる演出にただただ
脱帽してしまう方も多い、
魅力的な監督さん!
イギリスの詩人ディラン・トマスさんの
Do Not Go Gentle Into That Good Night
(穏やかな夜に身を任せるな)
を度々引用しているシーンが印象的。
詩は正直、わからないです。。僕にはその世界観が難しいんです。
ということで、少し詩について
考えてみましょう!
Do Not Go Gentle Into That Good Nightについて
(以下、和訳)
“穏やかな夜に身を任せるな
老いても怒りを燃やせ 終わりゆく日に
怒れ 怒れ 消えゆく光に
最期に闇が正しいと知る賢者も
その言葉で貫いた稲妻はなく 彼らが
穏やかな夜に身を任せることはない
叫ぶ善き人よ あれは最後の波 どんなに明るく
そのかよわい行いが 緑の湾で踊ったことか
怒れ 怒れ 消えゆく光に
軌道をゆく太陽を 捕え歌った荒くれ者よ
遅すぎて過ちを知り その道行きを弔った
穏やかな夜に身を任せるな
墓守たちよ 死を間近に 盲目の目で見る者よ
見えない眼は流星と燃え 鮮やかにもなれたはず
怒れ 怒れ 消えゆく光に
そしてあなたよ 私の父よ その悲しい高みから
呪いたまえ 祝いたまえ 烈しい涙でいま私を
穏やかな夜に身を任せるな
怒れ 怒れ 消えゆく光に”
う~ん、やっぱり難しい。
難解すぎる。
要約すると、”穏やかな夜”=”ただ流れゆく時間”という意味で、”怒れ 怒れ”=”生きろ 生きろ”といういみではないでしょうか。だとすると、人類滅亡という今作のテーマに対してノーラン監督が本当に伝えたいことだと解釈できますね。
総評
今作では難しい単語が山のように出てくる。
- 二進数
- ガルガンチュア(ブラックホール)
- 4次元超立方体-テッサラクト
- 重力と時間の関係性
- 相対性理論
- 5次元
- ワームホール
宇宙物理学の言語が飛び交うことで、難解映画であるという認識が助長されてしまうのではないでしょうか。一方で、今作に登場する重力と時間の関係性というのは、映画の中だけではなく実際に数式で証明できることが確認されているそうです。ネタバレになるため詳細は省きますが、今作で登場する物理学的な言語は、そういうものだと思って鑑賞していくことをおすすめします。
ぶっちゃけ【インターステラー】は
全然難解映画ではないです!
これは愛の物語!
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